SUSTAINA
BILITYサステナビリティ

環境負荷の低減
(サステナビリティ重要課題)

環境負荷の低減

  • 環境負荷

当社は、事業運営におけるサスティナビリティ重要課題のひとつとして環境負荷の低減を掲げ、全社をあげて取り組みます。

環境方針

  1. 企業活動、製品及びサービスが環境に与える影響を的確に捉え、環境負荷の低減に取り組むとともに、持続可能でよりよい社会の実現を目指します。
  2. 環境に関する法令、条例、その他当社が同意した関連基準を順守します。
  3. 環境負荷の低減に向けて、環境マネジメントシステムを構築し、環境パフォーマンスの継続的な維持、改善に取り組みます。
  4. 環境教育、社内広報活動により、環境方針を当社役職員及び当社の企業活動にかかわる人に周知するとともに、環境保護活動を通して地域社会に貢献します。

温室効果ガス排出量

政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、私たちができることは何か?を考え、実行に移してまいります。
具体的には、SHK制度(地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度)に基づき温室効果ガス総排出量を算定し、現時点での削減目標として、2030年度までに2016年度基準排出量(216,738t-CO2)からの15%削減を設定しております。

温室効果ガス排出量算定・報告・公開制度にもとづく国内直接・間接排出量.png

また、温室効果ガスの排出量は、その算定方法により対象とする範囲が異なることから、新たにGXリーグに基づく算定とそれを基にした総量目標も併せて公開いたします。2025年度までに2016年度基準排出量(225,905 t-CO2)の10%削減、および2030年度はSHK制度と同等の比率の15%削減を設定しております。

GXリーグ算定にもとづく国内直接・間接排出量.png


  • なお、GXリーグに基づき算定された排出量がSHK制度により算出された排出量よりも大きな数値となっておりますが、GXリーグの算出基準に基づき当社が社外に共有するエネルギー見合いのCO2排出量が含まれていることが主な要因となっております。 いずれの算出方法によるCO2排出量も、生産の効率化や省エネ対策を進めていることから、基準年に対し、目標値に向け減少傾向にあります。
    目標達成に向け、生産過程におけるCO2排出量の削減として、バイオマス燃料の有効利用や、ボイラーの燃料転換、濃縮缶の更新を進めていきます。

現在の取り組み

ボイラーの燃料転換

ボイラーの燃料転換(富士工場)

富士工場では既に省エネやCO2排出量削減を推進していますが、更に動力設備において重油からガスへの燃料転換を機関決定、これによりCO2削減目標達成につなげていきます。
社内プロジェクトチームを立ち上げ、2025年の設備稼働を目指しています。

バイオガス燃料の生産・利用

バイオガス燃料の生産・利用(タイ)

当社の関連会社であるAsia Modified Starch Co., Ltd.では、キャッサバ芋を原料としてタピオカでん粉および各種加工でん粉を生産しています。工場から排出される有機排水を利用し、バイオガスを発生させ、工場のボイラー燃料として利用しています。

その他のサステナビリティ