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部門紹介 - 糖化品部門 -

糖化品部門

コーンスターチなどを酵素で加水分解すると最終的にぶどう糖になりますが、加水分解の程度や酵素を変えることによって、水あめ・シラップ、ぶどう糖、異性化液糖、オリゴ糖が生み出されます。

糖化品部門

これらの糖化製品は、清涼飲料、酒類飲料、和・洋菓子、パン、調味料などの食品分野や工業分野でも利用されています。当社では、糖化製品のさらなる機能を求めて新製品開発および用途開発研究を推進しています。

飲料分野

飲料分野

糖化品は、キレの良さ、爽やかな味質、コク味、扱いやすさ、経済性を併せ持つ天然甘味料として、現代の食生活に欠かせない存在となっています。
飲料向けの主流である異性化液糖(ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、高果糖液糖)は、液状ぶどう糖を酵素変換して得ることができます。果糖の含有率(42%、55%、95%以上)によって甘味度を調整することができ、清涼飲料、スポーツ飲料、乳性飲料などの飲料全般に広く利用されています。
また、ぶどう糖はスポーツ飲料などの甘味料として、各種オリゴ糖は清涼飲料、紅茶、コーヒー、リキュール類のコク味付けとして、水あめは発泡酒を中心とした酒類飲料の原料として使用されています。
今や大きなマーケットに成長した発泡酒や新ジャンル飲料、チューハイ飲料などの酒類飲料の分野でも糖化品が貢献しています。

食品分野

食品分野
さまざまな甘味、風味、機能性を備え持つ糖化品は、パン、和・洋菓子、冷菓、キャンディー、佃煮、調味料などの食品全般で利用されています。
調味料としては、タレ、つゆ、ソース、ドレッシングその他加工食品の味付け用途として利用されています。
各種オリゴ糖には整腸作用や生理活性機能などの広く知られている機能以外にも、天然色素退色抑制機能やでん粉の老化抑制機能などさまざまな機能があり、食品分野で広く利用されています。
当社独自に開発した、苦みを持つオリゴ糖(ゲンチオオリゴ糖)や天然色素退色抑制機能を持つオリゴ糖(ニゲロオリゴ糖)などが現在注目されています。
食品分野
製品 利用分野
水あめ ドロップ・キャンディー、冷菓、ジャム、佃煮、あめ、酒類、調味料
ハイマルトースシラップ
各種オリゴ糖 機能性食品、飲料、冷菓、酒類、冷凍食品、調味料、和・洋菓子
結晶ぶどう糖(無水・含水) パン、ガム、和・洋菓子、酒類、飲料、医薬品、化学工業原料
液状ぶどう糖
異性化液糖
(高果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、
ぶどう糖果糖液糖)
清涼飲料、スポーツ飲料、冷菓、酒類、パン、調味料、和・洋菓子、漬物、果物缶詰