RESEARCH AND DEVELOPMENT研究開発

バッタースターチの開発

バッタースターチとは

バッタースターチは、でん粉と食用油脂を組み合わせた油脂加工でん粉であり、でん粉の吸水性や、油脂による親油性を併せ持つ、興味深い特性を持っています。
利用例としては、トンカツの原材料として衣と中具を接着させるために使われています。フライ中や輸送中にトンカツの衣がはがれると、食感は油っぽく、硬くなり、商品の歩留まりも低下してしまいます。バッタースターチが衣と中具の接着を維持することで、食品の商品価値を高め、中具はジューシー、衣はサクサクの状態を維持しやすくなります。

バッタースターチイメージ

バッタースターチの開発経緯

フライ衣と種の結着性を向上するバッタースターチは、冷凍食品の発達と共に進化を続けて参りました。
1985年にコーンスターチ系バッタースターチを上市した後、加工でん粉系バッタースターチの開発が進み、お客さまのさまざまな要求に応える製品ラインナップがそろいました。

バッタースターチの開発経緯
加水豚
加水豚
イカ
イカ
ハム
ハム