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先輩メッセージ

毎日の努力が、製品という形になる喜び

奥田茜(2007年入社)大学院生活健康科学研究科 修了 研究所 研究二課

食品用加工でんぷんの研究開発

奥田 茜(2007年入社)
大学院生活健康科学研究科 修了
研究所 研究二課

現在の仕事内容

研究所の一員として食品用の加工でんぷんの研究開発に取り組んでいます。特に担当しているのは、麺やフライ用の粉、惣菜、パン、飲料などに用いられるでんぷん。ラボスケールでの開発に始まり、次第にスケールアップしながら併設する工場での試作を行っていくのですが、通常は1年くらいの時間をかけてじっくりとモノ作りに挑んでいきます。

この会社に決めた理由

学部時代、私は教育学部で理科教員を目指していました。しかし、自ら新しい物事を発見し、作る役割を担いたいと思うようになり、大学院では食品衛生学を専攻しました。就活では食品系の製品開発を目指したところ、巡り合ったのが当社。原料メーカーで開発された製品は、世の中の多岐にわたる最終製品に採用されることから、達成感が大きいと思ったのが入社の一つの決め手となりました。

新人時代の思い出

私たちが開発しているでんぷんは食感や味の奥行き、保存性といった多様な要素を高めるのに用いられます。大学院で食品関連の研究をしてきたとはいえ、そういうでんぷんの性質についてはまったく知識がなく、まさにゼロからのスタートでした。最初の頃は慣れないことも多かったですが、聞けば応えてくれる先輩がそろっているので、不安なく仕事に没頭することができました。

印象に残っているエピソード

某メーカーから麺用のでんぷんを2か月という非常にタイトなスケジュールで開発する依頼を受けたことがあります。普通では間に合わないので、開発と味の評価を同時に行ったりしました。朝一番に出勤して麺を食べ、パラメータを変えてもう一度作り直して、また麺を食べるという作業を延々と繰り返していたんです。どうしてもうまくいかないので、社内に蓄積された昔のデータを引っ張り出してきたりもしましたね。苦労をしただけに、なんとか結果を出してお客様に採用された時の嬉しさは今も忘れられません。

今後の目標

大学院では糖尿病の進行を栄養面から抑えるという研究を行っていましたので、いずれは糖尿病抑制作用のある医薬品用素材を開発できたらうれしいです。当社で開発するのであれば、当然、でんぷんを用いることになりますが、その特性を知れば知るほど、難しい面が浮き彫りになっています。しかし、諦めることなく、生涯のテーマとして頑張って問題解決にトライしていきたいです。